「Wixはおすすめしない」「Wixでホームページを作ると後悔する」といった情報を見て、利用するか迷っていませんか?
Wixは、コードを書かなくても自分でホームページを作れるサービスです。現在は900種類以上のテンプレートに加え、AIでサイトを作成する機能、ネットショップ、予約、ブログなど、事業用ホームページに使える機能も充実しています。
自分で手軽にホームページを作って更新したい人には、Wixは向いています。
一方で、将来ほかのサービスへ移行したい人や、デザイン・構成からプロに任せたい人には向きません。
この記事では、Web制作をしている現役デザイナーの視点から、Wixをおすすめしないと言われる理由、料金や機能、Wixが向いている人・向いていない人をわかりやすく解説します。
Wixをおすすめしないと言われる5つのデメリット

Wixは手軽にホームページを作れる反面、使い方によっては「思っていたのと違った」と感じることがあります。
特に、事業用のホームページを作るなら次の点を確認しておきましょう。
Wixは無料でホームページを作って公開できます。
ただし、会社やお店のホームページとして使う場合は、独自ドメインを使いたい、Wixの広告を消したい、アクセス解析をしたい、といった機能が必要になることが多いため、基本的には有料プランを前提に考えた方がいいでしょう。
Wixの有料プランでは、独自ドメインの接続、Wix広告の非表示、24時間365日のカスタマーサポートなどが利用できます。
「無料でホームページを運営したい」という理由だけでWixを選ぶと、あとから想定より費用がかかると感じるかもしれません。
Wixを長く使う予定なら、ここは知っておきたいポイントです。
Wixで作ったホームページを、そのまま別のレンタルサーバーへ移して運営することはできません。
Wixは独自のシステムで動いているため、サイト自体はWixのサーバー上で運用する必要があります。
将来「WordPressへ変更したい」「別の制作環境へ移したい」となった場合は、新しい環境でホームページを作り直すことになります。
ホームページを今後大きく育てる予定がある人は、最初に将来の運用まで考えて選ぶことをおすすめします。
Wixには900種類以上のテンプレートがありますが、一度作成したサイトに別のテンプレートをそのまま適用することはできません。
別のテンプレートを使いたい場合は、新しいサイトを作り、必要なページやパーツ、画像などを移して作り直します。
最初に見た目だけでテンプレートを決めるのではなく、必要なページや機能も考えて選んだ方が、あとから作り直す手間を減らせます。
これはデザイナーとして特に伝えたいところです。
Wixはコードを書かなくても、文字・写真・ボタンなどを配置して自由にデザインできます。
ただし、操作が簡単だからといって、見やすく伝わるホームページが自動的に完成するわけではありません。
ホームページでは「何を最初に見せるか」「どの情報を目立たせるか」「問い合わせまでどう誘導するか」といった情報整理やデザインの判断が必要です。
ツールを操作できても、「何をどう見せればいいのかわからない」という場合は、途中で手が止まることがあります。
Wixにはネットショップ、予約、決済、ブログなど多くの機能があります。
そのため、小〜中規模の事業用ホームページならかなり幅広く対応できます。
一方、独自システムとの複雑な連携や、特殊な仕様を細かく作り込みたい場合は、Wixだけで考えず、WordPressやオリジナル開発なども含めて検討した方がいいでしょう。
Wixでは何ができる?

2026年現在のWixは、単にテンプレートからホームページを作るだけのサービスではありません。
| 主な機能 | できること |
|---|---|
| ホームページテンプレート | 900種類以上から選んで編集 |
| AIサイト作成 | AIとの対話からサイトを生成 |
| Webデザインツール | コード不要でレイアウトやデザインを編集 |
| ネットショップ | 商品販売・オンライン決済 |
| 予約システム | サービス予約や顧客管理 |
| ブログ | ブログ記事の作成・更新 |
| ポートフォリオ | 作品や実績の掲載 |
| SEO | SEOチェックリストやGoogleとの連携 |
| 独自ドメイン | 有料プランで接続可能 |
現在はAIサイト作成にも対応しており、作りたいホームページの内容をAIに伝えてサイトの土台を作り、そこから自分で編集することもできます。
Wixの料金はいくら?

Wixには無料プランと複数の有料プランがあります。
Wix公式で掲載されている年払い時の料金例は次のとおりです。
| プラン | 月額換算の料金例 | 主な用途 |
|---|---|---|
| 無料 | 0円 | Wixを試したい |
| パーソナル | 1,300円 | 会社案内・店舗案内など基本的なHP |
| スモールビジネス | 2,300円 | 小規模EC・オンライン決済 |
| ビジネス | 2,700円 | 本格的なEC・事業サイト |
| ビジネスプライム | 13,500円 | 大規模なビジネス・EC |
※年払い時の月額換算・税抜の掲載例です。料金やキャンペーン、プラン内容は変更されることがあるため、契約前にWix公式サイトで最新料金を確認してください。Wix公式も、最新の正確な料金は料金ページまたは購入画面で確認するよう案内しています。
会社やお店の情報を掲載するシンプルなホームページならパーソナル、商品販売やオンライン決済が必要ならスモールビジネス以上が候補になります。パーソナルプランではサイト上で支払いを受け付けることはできません。
👉 Wix公式サイト
Wixを使うメリット

Wixの一番大きなメリットは、専門知識がなくても自分でホームページを作って更新しやすいことです。
サーバーを自分で契約したり、WordPressをインストールしたりする必要がなく、ホームページ制作から運営までWixの中で完結できます。
900種類以上のテンプレートやAIサイト作成も利用できるため、「自分でホームページを作りたいけれど、コードは書けない」という人には始めやすいサービスです。
「WixはSEOに弱い」は本当?

現在のWixにはSEO対策のための機能が用意されています。
SEOチェックリストでは、ビジネス情報やキーワードをもとにSEO設定を確認でき、条件を満たせばGoogle Search Consoleとの接続もできます。
そのため、「WixだからSEOで上位表示できない」と考える必要はありません。
ただし、SEO機能があるだけで検索順位が上がるわけでもありません。
どのホームページ制作サービスを使う場合でも、検索されている内容に合ったページを作ることや、サイトの内容を継続して充実させることが重要です。
Wixが向いている人・向いていない人

Wixが向いているかは、「ホームページで何をしたいか」で判断すると分かりやすいです。
向いている人
- 自分でホームページを作りたい
- コーディングをしたくない
- 自分で更新したい
- 小規模な店舗・事業サイトを作りたい
- Wix内で長く運用する予定
向いていない人
- デザインや構成からプロに任せたい
- 高度な独自機能が必要
- 将来ほかの環境へ移行する可能性が高い
- 大規模なサイトへ育てる予定がある
- ツール選びから相談したい
小さなお店や個人事業で、営業時間・サービス内容・アクセスなどを掲載し、自分で更新していきたいならWixは使いやすい選択肢です。
一方、「自分の事業ならどんなホームページが必要なのかわからない」「文章や写真をどう見せればいいかわからない」という人は、自分でWixを操作することより、最初にホームページの内容や見せ方を整理した方がいい場合があります。
Wix・WordPress・Canvaなど、どれを選べばいい?

ホームページを作る方法はWixだけではありません。
WordPress、Canvaなど、それぞれ得意なことが違います。
大切なのは、一番高機能なツールを選ぶことではなく、自分の事業に必要なホームページを無理なく運用できる方法を選ぶことです。
紹介された人に事業内容や営業時間を確認してもらうためのシンプルなホームページと、検索から多くのアクセスを集めて記事を増やしていくサイトでは、必要な仕組みも変わります。
「WixにするかWordPressにするか」から考えるのではなく、まずホームページで何をしたいのかを決めてから制作方法を選ぶと失敗しにくくなります。
まとめ|Wixは自分でホームページを作りたい人に向いている
Wixは、コードを書かずに自分でホームページを作って更新したい人に向いています。
AIサイト作成や900種類以上のテンプレート、ネットショップ、予約、SEOなど機能も充実しており、小規模な事業や店舗のホームページなら十分候補になります。
一方で、サイトをそのまま別のサーバーへ移せない、テンプレートを途中で簡単に変更できない、自分でデザインや情報整理をする必要がある、といったデメリットもあります。
自分で作って運用したいならWix。内容や見せ方、制作方法から相談したいならプロに任せる。
この基準で考えると選びやすいでしょう。
SquairWORKSでは、事業の目的や必要な情報を整理したうえで、規模や使い方に合ったホームページをご提案しています。👉 ホームページ制作について詳しく見る

