デザイナーを目指すとき、多くの人が最初に考えるのが「独学で学べるのか?」という疑問です。
YouTubeやブログ、SNSには無料で学べる情報があふれており、「独学でも十分では?」と思うかもしれません。
結論から言うと、独学だけでもデザイナーになることは可能です。
ただし、最短で仕事につなげたいのであれば、独学だけでは「遠回り」になるのも事実です。
実際に「最短ルート」でデザイナー転職を目指せるスクールの一つが、デジタルハリウッドSTUDIO by LIG(デジLIG)です。
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この記事では、独学のメリット・デメリットを整理しながら、2026年現在における最適な学習の選び方を解説します。
独学には、スクールにはないメリットも確かに存在します。
まずは、独学で学ぶことの良い点から見ていきましょう。
デザインスクールに通う場合、10万〜80万円程度の費用がかかるのが一般的です。
一方、独学であれば、書籍数冊(1冊2,000〜3,000円程度)や、Udemy・YouTubeなどの無料〜低価格な教材を使って学習できます。
- 書籍 → 体系的に基礎を学べる
- YouTube → 最新トレンドやツールの小技を学べる
- 無料サイト → PhotoshopやIllustratorのチュートリアルが豊富
「とりあえず触ってみたい」「お金をかけずに試したい」人にとって、独学は非常に始めやすい手段です。
社会人や子育て中の方など、限られた時間しか取れない人にとって、学習時間を自由に決められることは大きな魅力です。
スクールでは、週◯時間の受講や課題提出が求められる場合もありますが、独学なら早朝・深夜・週末など、自分の生活リズムに合わせて進められます。
- 忙しい時期は一時的に学習を止めてもOK
- 得意な分野は一気に進められる
- 苦手な分野は時間をかけてじっくり学べる
スクールではカリキュラムが決まっているため、基礎から順を追って学ぶ必要があります。
一方、独学では「ロゴデザインから始めたい」「Webのコーディングを先に触ってみたい」といったように、興味のある分野から学べるのが特徴です。
その結果、「勉強している」というより「楽しいから続く」状態になりやすく、モチベーションを保ちやすいというメリットがあります。
独学では、分からないことがあれば自分で検索し、情報を取捨選択しながら答えを探す必要があります。
これは遠回りになることもありますが、その分、リサーチ力や問題解決力が鍛えられます。
実際の現場でも、案件ごとに分からないことは必ず出てきます。そのたびに調べて対応する力は、デザイナーにとって欠かせません。
そうした姿勢を、学習段階から身につけられる点も、独学ならではの強みと言えるでしょう。
独学には自由度の高さというメリットがある一方で、仕事につなげる段階で壁になりやすいポイントも存在します。
デザインは本来、
基礎知識 → ツール操作 → 実践制作
という順序で学ぶのが理想です。
しかし独学の場合、いきなりPhotoshopやIllustratorなどのツール操作から入ってしまいがちです。
その結果、
- ツールは使えるけど、デザインの意図が弱い
- 見た目は綺麗だけど、伝えたいことが伝わらない
といった「惜しい作品」になってしまうケースが非常に多く見られます。
ネット上の情報は玉石混交です。
「当時は正解だったけれど、今では非推奨」という情報も少なくありません。
また、YouTubeやブログは単発のノウハウが中心になりやすく、体系的に学びづらい点もデメリットです。
- 古いCSSコードを覚えてしまった
- 印刷物の入稿ルールを間違って覚えてしまった
- 最新のAIツール活用を知らず、学習効率で出遅れた
といったことも、独学では起こりがちです。
独学は「誰にも見られていない」環境です。
そのため、少しつまずいただけで学習が止まってしまうケースも珍しくありません。
スクールであれば、講師や仲間の存在が踏ん張る理由になりますが、独学では次のような状況に陥りやすいです。
- 学習進捗を管理してくれる人がいない
- 成果物にフィードバックをもらえない
- 仕事につながるイメージが持てず、目的を見失う
結果として、「参考書を買っただけで終わった」という人も多いのが現実です。
独学でスキルを身につけても、仕事を取る段階でつまずく人は非常に多いです。
- ポートフォリオの作り方が分からない
- 実務レベルかどうか判断できない
- 案件の取り方が分からない
といったように、実務に必要な知識や経験が抜け落ちやすいためです。
スクールでは、
- ポートフォリオ制作
- 案件を想定した課題
- 実務目線でのフィードバック
までフォローされることが多いですが、独学ではすべて自分で試行錯誤する必要があります。
その結果、時間的にも精神的にも大きな遠回りになってしまうことがあります。
デザイン業界は、AIや各種ツールの進化により、ここ数年で変化のスピードが一気に加速しています。
独学ではこの変化を常に追い続けるのが難しく、「学んでいるつもりでも、実は古い知識しか身についていない」という状況が起こりがちです。
一方スクールでは、現役デザイナーから最新の制作フローや現場での考え方、案件の進め方を直接学べるため、知識やスキルを効率よくアップデートできます。
デザインの学びは一生続くものです。
現役デザイナーであっても、日々新しいトレンドや技術を独学で学び続けています。
そのため、「独学そのものが悪い」ということは決してありません。
ただし、未経験からデザイナーとして仕事を獲得したい場合、独学だけでは遠回りになりやすいのも事実です。
- 学習の順序を間違えて時間を浪費する
- ポートフォリオに必要な実務レベルの視点が抜け落ちる
- 案件の進め方や仕事の取り方を知らないまま迷走する
こうしたリスクを避けるためには、
スクールで正しい学習ルートと実務スキルを最短で身につけ、
その後は独学で学び続ける
という形が、最も現実的で失敗しにくい選択です。
独学は可能。でも遠回り。
スクール+独学=最強
これが、2026年にデザイナーを目指す人への現実的な答えです。
方向性が見えてくると、次に気になるのが「就職や副業を有利にするために、何か資格を取ったほうがいいのかな?」という点ではないでしょうか。
正直に言いますが、ここを勘違いして「資格勉強」に時間を使いすぎてしまうのも、実は隠れた遠回りの一つ。現役講師の視点から、資格の本当の価値と、企業が本当に見ているポイントをぶっちゃけます。
スクエアワークス中の人です。
- デザイナー歴25年(グラフィック・Web)
- 現役デザインスクール講師
- 会社員時代部署のトップ、採用立場経験あり
高校卒業 → 専門学校3ヶ月で中退(ほぼ行ってない)→ 運良く広告代理店の制作部に入社 → グラフィックデザイナーとしてフリーランスになる → Webデザインを学ぶ → 現在:グラフィック・Webデザイナーフリーランス兼スクール講師

