「Webデザイナーになるには、まずは資格を取るべき?」 「履歴書に書ける資格がないと、未経験からの就職は無理?」
こんにちは、デザイン歴25年のりす先生です。これまで現役デザイナーとして、そしてスクールの講師として、何百人もの「デザイナー志望者」を見てきました。
結論からお伝えします。 Webデザイナーに資格は、実務上「全く必要ありません」。
私自身、25年間一度も資格を求められたことはありませんし、採用する立場になっても「資格の有無」で合否を決めたことはゼロです。しかし、私のスクールでも「資格が取れるコース」は非常に人気があります。
なぜ、プロがいらないと言うのに、資格はこれほどまでに求められるのか? 本記事では、資格の「本当の価値」と、賢い読者がこっそり実践している「給付金を活用したお得な学習法」について、忖度なしで解説します。
【結論】採用担当は資格を見ていない。重視するのは「作品」と「人」
まず現実をお話しします。デザイナーの採用現場で、履歴書の資格欄をじっくり見る担当者はほとんどいません。
あなたが何を知っているか(資格)より、「何を作れるか(作品集)」がすべて。どんなに難関資格を持っていても、ポートフォリオのレベルが低ければ1秒で不採用が決まります。
意外かもしれませんが、実務で重宝されるのは、クライアントの意図を汲み取る「ヒアリング力」や、チームで動ける「コミュニケーション能力」です。これらは、資格の勉強では決して身につきません。
採用面接で資格を見つけたら「あ、勉強家なんだな!」とは思います。でも、それだけです。「採用!」の決め手にはなり得ません。
なぜ「いらない」と言われても、資格を取りたい人が多いのか?
私が何度もデザイナーになるのに「資格はいらないよ」と説明しても、不思議なことに多くの方が資格コースを選びます。講師として彼らと向き合って分かった、「資格に求める本当の正体」は以下の2つです。
1. 「自分はできる」という自信が欲しいから(心理的報酬)
未経験だと、自分のスキルを客観的に評価する基準がありません。資格試験に合格することで、「自分はデザイナーを名乗っていいんだ」という心理的な免状が欲しいのです。学習のモチベーション(目標設定)として使うなら、資格は非常に有効なツールになります。
2. 教育訓練給付金を活用して「安く学びたい」から(経済的報酬)
ここが、賢い読者が資格を求める最大の理由です。 国の「教育訓練給付金」や「リスキリング補助金」の対象となるためには、国が定めた基準(資格試験の合格を目指すなど)をクリアしているコースである必要があります。
つまり、「資格そのものが欲しい」のではなく「資格コースだからこそ受けられる多額の補助金」が目的なのです。
Webデザイナーに関係する資格(プロの視点からぶっちゃけます)
世の中にはWebデザイン関連の資格がいくつかありますが、25年この業界にいる私から見ると、それぞれ「価値」が全く違います。現場での「リアルな評価」を添えて紹介します。
1. ウェブデザイン技能検定(国家資格)
唯一の国家資格です。3級〜1級までありますが、実務への影響は正直言って「ほぼゼロ」です。
- 現場の評価: 「あ、国家資格持ってるんだね」で会話が終了します。公務員や、非常に堅い古い体質の企業を受けるなら多少の加点になるかもしれませんが、制作会社ではポートフォリオが100倍重視されます。
- メリット: 体系的にWebの基礎知識(著作権やネットワーク知識など)を学びたいなら、学習のガイドラインとしては優秀です。
2. Webクリエイター能力認定試験
多くのスクールで推奨されている資格です。エキスパートとスタンダードの2階級あります。
- 現場の評価: 実技試験があるため「最低限のコードが書けるんだな」「指示通りに手を動かせるんだな」という証明にはなります。
- メリット: 実は、教育訓練給付金の対象講座になるための「認定資格」として使われることが多いのがこの資格。つまり、あなたが「安くスクールに通うためのパスポート」としての価値が一番高いと言えます。
3. Adobe認定プロフェッショナル
PhotoshopやIllustratorの提供元であるAdobe社が認定する世界共通の資格です。
- 現場の評価: 「ソフトの機能に詳しい人」という評価です。しかし、「ソフトが使える=良いデザインが作れる」ではないのがこの仕事の難しいところ。
- メリット: ソフトの操作に不安がある初心者が、一通りの機能を網羅的に覚えるための「目標」にするには非常に適しています。
4. 色彩検定 / カラーコーディネーター検定
デザインの基礎である「色」に関する資格です。
- 現場の評価: 資格そのものより、その知識を「デザインの言語化」に活かせるかどうかが重要です。「なんとなく青にしました」ではなく「色彩心理学的に、誠実さを伝えるためにこのトーンの青を選びました」と言えるようになれば、クライアントからの信頼感は爆上がりします。
- メリット: センスに自信がない人こそ、理論で色を操れるようになるために学んで損はない内容です。
私の教えているスクールではWebクリエイター能力試験に教育給付金制度が活用できます。
Webデザイナーが「資格」より先に身につけるべき3つの実力
もしあなたが、資格の勉強に何十時間も費やそうとしているなら、まずは以下の3点を優先してください。これがプロへの最短ルートです。
「なんとなく綺麗」ではなく、ターゲットや目的に合わせて、色や配置の根拠を言語化できる能力です。
現場の納期はタイトです。FigmaやPhotoshopをショートカットで自在に操り、思考の速さで形にする力は資格より重宝されます。
資格のカリキュラムは、どうしても情報の更新が遅れがちです。今の現場で流行っているデザインやAIツールの活用法をキャッチアップし続ける姿勢こそが、プロの証です。
採用立場も経験している、りす先生からのアドバイスです。
それでも資格を目指すなら「教育訓練給付金」を使い倒せ
多くのWebデザインスクールで「Webクリエイター能力認定試験」などの取得がカリキュラムに含まれているのには、明確な理由があります。
国(厚生労働省)がスクールの講座を「給付金対象」として認めるには、「客観的な成果指標」が必要です。
「なんとなくデザインが上手くなりました」では公金は出せません。そこで、「資格取得」という目に見えるゴールを設定することで、国から「この講座は価値がある」と認められやすくなるのです。
教育訓練給付金制度を利用する最大のメリットは、「受講料の最大70%〜80%(最大数十万円)」がハローワークから返ってくることです。
- 一般教育訓練給付金: 受講料の20%(最大10万円)
- 専門実践教育訓練給付金: 受講料の最大70%〜80%(最大数十万円!)
「資格なんて意味がない」と切り捨てるのは簡単ですが、この給付金を使えば、数十万円の受講料を大幅に抑えてプロの指導を受けることができます。この制度を利用しない手はありません。
資格を取る/取らないの判断は最終的には自分次第ですよ。
資格だけじゃない!教育給付金制度を最大活用できるスクールを紹介
「プロの現場で資格が必要ないのはわかった。でも、やっぱり数十万円の受講料を自腹で払うのは怖い……」
「資格そのものより、補助金をもらうための『チケット』として資格コースを利用したい」
そんな賢い選択をしたいあなたに、私が現役講師という立場を抜きにして、本気でおすすめしているスクールがあります。それが「デジLIG(デジタルハリウッドSTUDIO by LIG)」です。

なぜプロの私が「他校」であるデジLIGを推すのか?
正直にお話しします。私のスクールにも素晴らしいカリキュラムはありますが、「国からの補助金を最大限に引き出し、かつ現場レベルのスキルを身につける」という一点において、デジLIGの環境は群を抜いています。
デジLIG(デジタルハリウッドSTUDIO by LIG)が選ばれる理由は、大きく分けて3つあります。
- 通学とオンラインの「いいとこ取り」ができる
都内を中心に複数の拠点(上野・池袋・渋谷など)があり、直接講師に質問できる環境があります。もちろん、仕事が忙しい時はオンライン学習も可能。この「逃げ場のない、でも自由な環境」が挫折を防ぎます。 - Web制作会社「LIG」の現役ノウハウが学べる
日本屈指のWeb制作会社であるLIGが運営に携わっているため、教材の内容が常に「今の現場」に合わせてアップデートされています。資格のための勉強で終わらず、そのまま実務に直結するデザインが学べるのが最大の強みです。 - 【重要】リスキリング補助金の対象で、受講料が大幅に安くなる
現在、国が進めている「リスキリング支援制度」の対象講座が充実しています。一定の条件を満たせば、受講料の最大70%〜80%(数十万円単位!)が戻ってきます。これを利用すれば、実質的な自己負担額を驚くほど抑えることが可能です。
Webデザイナーとしての就職や転職を本気で目指すなら、一人で悩むよりもプロに今の状況を相談するのが一番の近道です。
デジLIGでは無料の個別説明会を実施しています。
- 自分の場合、補助金はいくら戻ってくるのか?
- 未経験から今の仕事と両立できるのか?
- ぶっちゃけ、卒業後の就職先はどんなところがあるのか?
こうしたリアルな悩みに対して、専門のカウンセラーが丁寧に答えてくれます。
補助金制度やリスキリング支援は国が予算を決めて行っている「期間限定」のものです。枠が埋まってしまう前に、まずは話を聞いてみることをおすすめします。現地(スタジオ)でも、自宅からのオンライン参加でも可能です。
資格は必要ないって分かったけど…教育給付金は活用したい!って方には、自分のスクールではなくデジLIGへ行くべきだと正直に伝えています。それくらい、給付金の恩恵は大きいです。
まとめ:資格は「自信」と「安さ」のため。プロになるなら「作品」を作れ
ここまで読んでいただき、Webデザイナーに資格が必要かどうかの答えは出たでしょうか?
改めて断言します。実務において、資格は必須ではありません。
あなたが「資格が欲しい」と感じる本当の理由は、スキルそのものよりも、未経験ゆえの「目に見える自信」が欲しかったり、あるいは「給付金を賢く活用したい」という切実な思いだったりするはずです。
その気持ちは、現役講師として痛いほどよく分かります。だからこそ、最後にもう一度だけ大切なことをお伝えします。
結論! 資格は取ってもいいけど、それだけで就職できるとは思わないこと。
給付金でお得に学びつつ、その浮いた時間とお金で「最高のポートフォリオ」を1枚でも多く作ってください。
結局、クライアントや採用担当者がお金を払うのは、あなたの「合格証書」ではなく、あなたが作った「デザイン」なのです。
大切なのは、まず一歩踏み出すこと
今のあなたには、私のような遠回りをしてほしくありません。 「自分に合うのはWebかグラフィックか?」「補助金はいくらもらえるのか?」 まずはその小さな疑問を解決するために、一歩だけ動いてみてください。
デザインの世界は、挑戦する価値のある素晴らしい場所です。あなたの人生を変える第一歩を、今日ここから始めてみませんか?
もし「資格そのものより、国のお金で安く学べる仕組みを詳しく知りたい!」 そう思った方は、まずこちらの記事をチェックしてください。
条件を満たせば数十万円が戻ってくる「リスキリング補助金」や「教育訓練給付金」の仕組みと、それを使ってお得に受講できるスクールを具体的に解説しています。知らないと数十万損をするかもしれません。
スクエアワークス中の人です。
- デザイナー歴25年(グラフィック・Web)
- 現役デザインスクール講師
- 会社員時代部署のトップ、採用立場経験あり
高校卒業 → 専門学校3ヶ月で中退(ほぼ行ってない)→ 運良く広告代理店の制作部に入社 → グラフィックデザイナーとしてフリーランスになる → Webデザインを学ぶ → 現在:グラフィック・Webデザイナーフリーランス兼スクール講師
