デザイン力を磨きつつ、作品が溜まってきたら、いよいよポートフォリオを作りましょう。
ポートフォリオとは、「私、これができます」を証明する作品集のことです。就職するにも、フリーランスで案件を取るにも、必ず必要になります。
「まだ実力に自信がないし、早くない?」と思うかもしれませんが、大丈夫です。未経験ならではのポートフォリオの作り方があります。
1. トレース作品は未経験なら載せてもOK
「トレースした作品を載せていいの?」
これ、よく聞かれます。
「トレース作品はポートフォリオにならない」という意見もあって、迷いますよね。
ただ、採用担当も経験した私の正直な答えは、未経験ならトレースもアリです。
ただし、ルールが1つ。
「これはトレース作品です」と必ず明記すること。
トレース元の作品も一緒に載せて、「こちらを参考にトレース練習しました」とひと言添えてください。
それだけで印象はガラッと変わります。
正直に書いた上で、「何に気づいたか」「どんなことを学んだか」まで書けると、むしろプラスな印象を与えることができますよ。採用する側からすると、「この人、ちゃんと考えながら練習してるな」って思うんです。
2. 架空のデザインを作る
とはいえ、トレースだけだと少し弱いのも事実。
オリジナルで作った架空の案件を必ず入れましょう。
たとえば、
- 架空の講座のSNSバナー
- 架空の美容院のホームページ
- 架空のパーソナルジムのLP
「実績がないから、載せる作品がない…」と悩む方はとても多いのですが、未経験なら当然のことです。架空の案件で全く問題ありません。
もし身近に個人事業をしている知人や友人がいれば、「練習させてほしい」とお願いしてみるのもいい方法ですよ。喜んでもらえることも多いです。
ジャンルは偏りすぎず、なるべく分散させておきたいところ。最低でも10個は作れると理想です。
- バナー
- ロゴ
- 名刺
- チラシ
- HP・LP
このあたりをバランスよく揃えておくと、「幅広く対応できる人」という印象につながります。
3. デザイン意図の言語化がいちばん大事
作品を並べるだけでは、ポートフォリオとして少し惜しいです。
「なぜこのデザインにしたのか」を言葉で説明できるかどうかが、見る側への伝わり方を大きく変えます。
各作品にこんな内容を添えてみてください。
- ターゲット:20代女性
- コンセプト:優しく、温かみのある雰囲気
- 工夫した点:ベージュ系の配色で落ち着いた印象に
- 使用ツール:Figma、Photoshop
クライアントや採用担当が見ているのは、「なんとなくおしゃれ」かどうかではなく、「ちゃんと意図を持ってデザインしているか」なんです。
デザインの言語化は最初は難しく感じますが、慣れると「なぜこうした?」が自然と説明できるようになってきます。STEP2のトレースで「なぜこうなってるか?」を考えてきたことが、ここで活きてきますよ。
ポートフォリオは、あなたの名刺です。 数だけでなく、デザインの意図を言語化することを意識して作りましょう。
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